Android Emulatorの起動を速くする for Titanium

android-emulator_titaniumAndroidの開発は実機で確認していたけど、Genymotionをインストールするともう少し便利になるかと思ったときの覚書。

GenymotionのFree版は個人利用でないとダメなので諦め。

既存Androidエミュレータを速くする技術があるので試してみた。

環境: Mac OS X Yosemite 10.10.3

 

参考

 

目次

  1. Intel x86 Atom System ImageとHAXMのインストール
  2. AVD (Android Virtual Device)を作成
  3. Titaniumからビルドコマンド

 


1.Intel x86 Atom System ImageとHAXMのインストール

Android SDK Managerを開いてエミュレータで起動するバージョンの「Intel x86 Atom System Image」と一番下の「Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM installer)」を選択してインストール。

HAXMはインストーラーをダウンロードするだけなので、個別に実行。

マウスをポイントするとダウンロードされた場所がわかる。
/Application/android-sdk-macosx/extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager

IntelHAXM_1.1.1_for_10_9_and_above.dmgを実行

メモリは2048MBに設定してインストール。

 


2.AVD (Android Virtual Device)を作成

Android SDK Manager → Tools → Manage AVDs... → Device Definitions → Nexus 5 → Create AVD...

下記のように設定

image

起動後に「Unfortunately, Launcher has stopped.」が出る場合は「VM Heap」の値を増やすと改善する。

日本語を入力すると落ちる場合も「VM Heap」の値を増やすと改善する。Nexus6は日本語入力すると必ず落ちる。

「Snapshot」を有効にするとエミュレータが起動しなかった。/var/logs/system.logを見るとhaxm_errorと出力されてた。

 


3.Titaniumからビルドコマンド

作成したエミュレータの一覧
$ /Applications/android-sdk-macosx/tools/android list avds

ビルドして動作確認
$ ti build --platform android --target emulator --device-id AVD_for_Nexus_5_by_Google

実機にインストールするよりかはかなり速く動作確認できる。

けどiOS Simulatorがずっと速いので開発はiOS Simulatorでやる。

 

< Related Posts >